親知らずは口臭や虫歯の原因など、他の歯に悪影響を与える可能性があります。レントゲン写真と診査に基づいて、抜いた方がいいのか、抜かなくても良いのかのベストな処置方法を判断します。
親知らずとは
前から数えて8番目、最も奥に存在している歯の事です。
永久歯は通常15歳前後で生えそろいますが、親知らずはその途中で映えるため、もともとない場合や、4本無い等個人差があります。
顎が小さいなどの理由で親知らずが生える場所が不足していると、埋まった状態になったり、傾いたまま生えてしまうことがあります。
親知らずを抜歯した方が良いケース
- 歯並びが乱れ痛みや頭痛などの症状が出ている
- 親知らずに覆いかぶさっている歯茎が腫れて痛みが出る
- 埋没した親知らずの虫歯が進行している
- 傾いた親知らずの影響で隣り合う歯が虫歯になってしまう
親知らずを抜歯しなくても良いケース
- 隣の歯と同じようにまっすぐ生えていて歯磨きにも問題ない場合
- 歯茎に完全に埋まっていてレントゲンで問題がない場合